鼈甲にゃんこ
知人の勤めている会社の敷地内でお世話してるニャンコさんが、以前に仔猫を産んだのだそうです。が、栄養が足りなかったのか、何かの症状があったのか、せっかく産んだ仔猫達は育つことがなく、会社の方達に手厚く埋葬されたとか…。
という話を聞いて帰ってきた家人。
何もできることはないけど、可哀想な命を増やさない為、せめて母猫を手術しよう。ということになり、このほど保護して避妊手術を受けさせることに成功しました。
言い出した者の責任として当然なものの、抜糸までの一週間強の入院費、ワクチン接種、血液検査(健康診断)、猫エイズなどのウイルス検査…。しめて7万円なり
ふぅー
(でも、入院費が一日3000円というのは一般的のようです)
検査の日程のため、少しだけ家にお泊りした母猫さん。本当に人間を信じきっている優しい子で、できればうちの子にしたかったのですが、やはり元の古巣が恋しいらしく、他の猫との馴れ合いも嫌うなど諸般の事情が重なり、また会社猫に戻ることになってしまいました。
狭いケージの中や慣れない猫砂のトイレでも我慢して過ごしてくれた母猫ちゃん。
「さびしいよ」とたまに訴える以外は全く文句も言わず、用意したボール紙製の爪とぎでちゃんと爪を砥いでくれたり、そそうもせず、教えたわけでもないのにトイレを一度でマスターし、とてもお利口にしていました。
その我慢強さは、生後2日目から家猫の甘ったれピャーとは全然違いました。彼女の強さは涙を誘うものすらありました。
「猫の幸せ」ってなんだろう。自分達のした事は正しかったのか…?
いくら考えても、人間の考え及ぶところでは本当の答えは出せません。
古巣に帰った母猫ちゃんは、待っていた猫仲間や優しい社員の人に迎えられて満足そうだったと聞きました。まだ自分の中で色んな想いが消化しきれませんが、
どうか、彼女にとって幸せに満ちて充実した一生が送れますように。ずっと祈っています![]()
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